ギャラリー アライ 個展「いま・ここ」 会場風景 2018年11月1日撮影
目 次
ご挨拶
おかげさまで、無事に「いま・ここ」を終えることができました。
会期中は、お天気にも恵まれ、沢山の方々が、お越しくださいました。
お忙しい中に、ご来場くださいました方々、ありがとうございました。そしてまた、広報にご協力くださいました方々、お手紙やメールで励ましてくださった方々、感謝申し上げます。
このたびは、3年ぶりのギャラリーアライさんでの個展でした。
ギャラリーアライさんで、初めての個展を開かせてもらってから、今年でちょうど20年・・・
2015年の「はじまりのとき」は、アライさんの閉廊が決まっていたので、沈んだ気持ちの個展でしたが、再開してくださった喜びと、20年の節目ということで、会期中は高揚していたように思います。
節目ということで、スペシャル・イベントを開催しました。
みなさんの目の前で揮毫した作品が、友人の帽子作家・中尾ともみさんの手によって、素敵な帽子に仕上がりました。
何かのきっかけで出会い、そのご縁が年月を経ても途切れることなく繋がっていく尊さに、あらためて深い感動をおぼえました。ありがとう。感謝です。
(詳細は、前述)
そして、いつも思うのですが・・・
ひとつのことを想い続けていると、不思議なことに、それに関係する人、手助けしてくれる人に必ず出会います。
このたびも、そのようなお出会いがありました。
ご縁の糸ぐるまを、ゆっくり、ゆっくり回して、これから、どんなふうに繋がっていけるのか楽しみです。
お越しくださいました方々との会話を思い出しながら、しばらくは、余韻に浸ります。
そして、「いま・ここ」・・・感謝の気持ちを忘れずに、悔いのないよう、毎日を生きていたいです。
酒匂 溪香
個展「いま・ここ」のDMでもご案内していましたスペシャルイベントが11月3日に行われました。そのスペシャル イベントとは・・・帽子作家の中尾ともみ さんとのコラボレーション、私が会場で書の作品を書き上げ、その作品が中尾さんの手によって帽子に仕立てられました。
中尾ともみ さんとは2004年の個展『Appassionata 熱情』の準備で出会いました。
テーマに合った靴が欲しくて靴屋さんに入り、個展の内容を話し靴を探してもらったところ彼女自身がまるで『熱情』の主人公のようにいろいろな靴を提案してくれました。もちろん個展にも来ていただき、それ以来の交流になります。その靴屋さん(作ってはいませんでしたが)が今は帽子作家さんに、そして二人のコラボ・・・素敵な出会いに感謝です。
開始時刻、会場には30人近くのお客様がご来場いただき、誠にありがとうございました。
二人でのご挨拶を終えて、さっそく帽子の素材となるグレーの紙に揮毫を始めます。書の作品が完成すると中尾さんは舞台裏で帽子の作成開始!
その後は皆様の前で作品創りを披露、出来上がった作品の説明を行ったり、ギャラリートークで皆様のご質問に答えたりと進めます。人前で書くことはほとんどありませんので貴重でまた楽しい経験でした。
50分ほどで帽子の出来上がり!皆様にご披露して盛大な拍手をいただきました。
時間が限られているうえに、布とは違い紙は腰がないので大きなつばを形よく表現するのに苦労されたと中尾さんは最後に話しておられました。
最後になりましたが、今回のイベントに沢山の皆様がご参加いただき心より感謝申し上げます。会期も残りわずかですが、期間中は今回作成した作品も展示いたしております。お時間のある方は是非お訪ねください。
2018年秋の個展「いま・ここ」の設営を無事に終えました。いよいよ明日11月1日よりスタートします。
久しぶりの地元 ギャラリーアライさんでの個展です。たくさんの方々とのお出会いを楽しみに会場でお待ちいたします。
お近くにお越しの際は是非是非、お立ち寄りください。
今年は、各地で大きな地震が起こり、非常に強い勢力の台風が、相次いで襲来してきている。
災害のニュースが絶えず、憂鬱になり恐怖心さえ抱く。
少し前までは、夏の暑い日も、ひと雨降った後は涼が訪れた。今は、ひとたび降りだすと、ゲリラ豪雨にまでなってしまう。優しく降る雨が、懐かしい気がする。
それでも、
先の不安や恐怖で今を楽しめないのは、本末転倒だと思う。
過去を悔やむことなく、未来を思い煩わず、「いまとここ」を精一杯生きたい。
人生を、おおいに楽しまなきゃ!
今日も平穏を願って・・・
開催期間 2018年11月1日(木)~11月6日(火)
開場時間 午前11時~午後6時(最終日 午後4時)
会 場 ギャラリー アライ
兵庫県西宮市甲子園六番町14-20
電話 0798-42-2263